写真展『植物シモバシラが魅せる氷の世界』

2023年6月29日(木)~2023年10月10日(火)

撮影:武田 一夫 氏(元帯広畜産大学教授)

 

 世にも不思議な植物シモバシラ。冬に茎から氷が伸びて様々な形の氷の芸術作品をつくります。氷をつくる現象が、地面にできる霜柱と同じことから、この名前で呼ばれます。霜柱状の氷は、夜間に外気温が氷点下になると、土壌水が茎を伝って吸い上げられ、木部の表面から様々な形に伸びます。昼間融けて夜間に成長することを繰り返します。シソ科の多年草で木陰に生育し、関東以西の本州・四国・九州の太平洋側に分布します。

 本企画は、一般の来場者に写真展を通じてシモバシラがつくる美しい氷の世界を見てもらい、多様な形がなぜできるのか?その謎を解き明し、植物の秘めた魅力や不思議な現象から科学に興味をもってもらうことが狙いです。

 

また、会期中は、展示の他に、武田 一夫 氏による講演会も行います。

日程:2023年7月1日(土) 13:30~14:30

場所:中谷宇吉郎雪の科学館 2F 映像ホール

参加費:無料

ご予約は不要です。ご希望の方は、当日、中谷宇吉郎雪の科学館2Fの映像ホールまでお越しください。

 

 

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更新日:2023年06月29日