実験の実演

実験の実演

雪の科学館では、雪や氷に関する実験の実演を毎⽇おこなっております。
⾃然科学を⾝近に感じられるような不思議で美しい実験です。
⼤⼈も⼦どもも皆さんで楽しくご覧いただけます。

ダイヤモンドダストと過冷却⽔の実験

冷凍庫の中で、ダイヤモンドダスト(氷晶)を再現。実験の最後にはそれをシャボン膜でつかまえて、美しい六⾓形の姿をお⾒せします。また、過冷却の⽔の実験も合わせておこなっております。0℃以下になっても凍らない過冷却⽔の現象はまじかで⾒ると実に不思議です。分かりやすく解説し
ながら実演します。
(約15 分間)

  • 実演の時間は決まっておりませんが、⽬安としては映画の上映が終了した頃に⾏います。但し、都合により変更する場合がございますので係員にお声かけください。
  • 動画の撮影はご遠慮下さい。

チンダル像の実験

透明な氷に強い光を当てると光のエネルギーが内部にも伝わり、氷は表⾯からだけでなく内部からも融けていきます。氷が内部から融けてできる形は、はじめは薄い円板状ですが徐々に六⽅向に枝が伸び雪の結晶と似た形をつくります。この現象を実際に装置をつかって再現し、観察します。
(約7 分間)

  • 随時体験して頂けます。係員にお声かけください。

氷のペンダントをつくる実験

アルミニウム製のモールド( 型) で氷を挟むと、モールドから氷へ熱が素早く伝わり、氷を溶かします。残った部分は雪の結晶型のかわいいペンダントになります。⾦属は熱をよく伝える性質( 熱伝導) があることを応⽤した科学実験です。
ペンダントをつくった後は、とけてなくなる前にぜひ記念写真をお撮り下さい!
(約5 分間)

  • 随時体験して頂けます。係員にお声かけください。
  • 氷の数に限りがあり、おひとり様1 回とさせていただきます。ご了承ください。

Murai 式 ⼈⼯雪⽣成装置

村井昭夫⽒( 気象予報⼠) が考案した⼈⼯雪装置。中⾕宇吉郎博⼠が作った「対流型」と呼ばれる⽅式を踏襲しつつ、ペルチェ素⼦を使って冷却することにより低温室がなくても常温の部屋で⼈⼯雪を作ることができます。
装置内部の温度と⽔蒸気量をコントロールすることにより、中に設置した⽝の⽑を核にして雪結晶が成⻑します。
毎朝、館職員によって作成しご来館の皆さまにも観察していただけるようモニターに映してお⾒せします。

  • 装置にはお⼿を触れないようお願いいたします。
  • 装置のメンテナンス等で、作成できない⽇もございます。ご了承ください。