雪と氷のQ&A
タグ:塩
Q85
雪と塩のかんけい
雪がふったときに道路に塩をまいているのを見ました。どうして塩をまくんですか?雪と塩にはどのようなかんけいがありますか?(うーたんさん / 富山県・8歳)

道路に塩をまくのは、雪がふって寒い時に、道路がこおりついて車がスリップしないようにするためです。水道の水は、0度になるとこおって氷になるのは知っていますね(少しむつかしいですが、モル凝固点降下というげんしょうです。このQ&Aのなかにも説明があります。たとえば、Q.43の回答なども参考にして下さい)。しかし、水道水に塩を入れると、その水はこおりにくくなります。たとえば、冷凍庫に、塩がたくさん入ったしょっぱい食品を入れておくと、ほかの食品にくらべてこおりにくくなります。また、海水は塩をふくんでいますので、こおる温度はマイナス2度になります。このように、塩の入った水のこおる温度は、0度よりも低くなるのです。
では、道路に塩をまくとどうなるでしょう。塩をまくと、道路の表面にある水分に塩がまじります。そうすると、その水分は0度よりも低い温度にならないとこおらなくなります。つまり、塩をまくと道路の表面には氷ができにくくなるのです。道路に塩をまくのは、道路の表面が氷でおおわれるのをふせぐことで車が安全に走れるようにするためです。道路の安全をまもるための、大切なさぎょうなのですね。
(回答掲載日:2024年1月26日)
雪 #塩#雪の結晶#雪#雪の不思議
Q&Aは検索ができます。 検索は「キーワード」「カテゴリー」「タグ」の3つの方法があります。

キーワードを入力して検索してください。
カテゴリーを選ぶとそのカテゴリーの中からキーワードと一致するQ&Aを探すことができます。

気になるタグを選んでください。
そのタグに当てはまるQ&Aを探すことができます。
#ドライアイス#宇宙#スキー#中谷宇吉郎#水#生態#生き物#冬眠#湿雪#乾雪#円盤結晶#あられ#塩#窓氷#歴史#雪雲#雪融け#チンダル像#乱反射#氷のペンダント#雪の結晶#結晶#光の反射#地球温暖化#永久凍土#逆足跡#雪#水蒸気#南極#打ち水#雲#過冷却水#硬水#軟水#水質#液体#体積#冷凍庫#凝固点降下#電磁波#熱#放射#太陽#霜#つらら#霰#雹#窓霜#観察#雪と音#かき氷#人工雪#光#単結晶#実験#文化#昇華#植物#水の不思議#氷#氷のつくりかた#氷の不思議#氷点降下#温度#環境問題#砂糖#研究#結晶の不思議#自然現象#自由研究#表面融解#雪と氷の違い#雪の不思議#雪の形#雪の種類#雪の色#雪質#霜柱