雪と氷のQ&A
タグ:アイスクリーム
アイスを顕微鏡でみると?
アイスが大好きです。温度が上がって汗をかいても 人や物は溶けないのに アイスは溶けるのはなぜか知りたいです。アイスの中には溶ける物が入っているからだと思い 虫眼鏡でみましたが みえません。お小遣いもためて顕微鏡を買ってもらいましたが 写真を撮ってもよくわかりません。もっともっともっとアイスの構造がよくみえる顕微鏡の写真ではどうみえますか?(ゆっちゃんさん / 埼玉県・7歳)
冷蔵庫のなかでつくった氷を外に出すと、とけてしまいますね。これは、氷は温度が0度以上では固いかたまりのままではいられないからです。こういうかたまりのもの(ちょっとむずかしいことばでは、”物質”といいます)がとける温度は、それぞれのかたまりごとに決まっています。氷では0度ですが、たとえばろうそくのろうなどは、もっと高くて50度以上にならないととけません。ぜったいにとけそうもない鉄などでも、1000度よりも高い温度になるととけてしまいます。
しかし、人が汗をかくのは、とけたわけではありません。暑くなると、もともと体の中にある水分が体の表面にでてきただけですね。このように、わたしたちのまわりには、とけるものととけないものがいろいろまじっているのはおもしろいですね。
さて、アイスがとけるのはどうしてかですが、アイスの中には小さな氷のつぶがたくさん含まれているからです。アイスをあたたかいところにおいておくと、この氷のつぶがとけはじめてしまいます。このため、アイスはだんだんやわらかくなり、やがてドロドロにとけてしまうのです。
アイスは、とけていなくても、口に入れるとなめらかなものやかたいものなど、いろいろありますね。これは、アイスの中にある氷のつぶの大きさにかんけいしています。つぶの大きさがものすごく小さいとなめらかになり、つぶが大きくなるとざらざらしてかたくなってきます。
アイスの中の氷のつぶは、じつはとても小さくて、虫眼鏡や顕微鏡を使ってもなかなか見ることができません。しかし、アイスの中には氷のつぶだけではなく、空気のかたまりや脂肪のかたまりなど、いろいろなものが含まれています。それらは見ることができると思いますので、チャレンジしてみてください。
また、アイスをあたたかいところにおくと、中の氷のつぶはすぐにとけはじめてしまうことも、見ることがむずかしい理由です。じっさいには、アイスをとかさないで見ることができる特別なきかいを使ったり、「電子顕微鏡」とよばれるもっと小さなものまで見ることができる特別なきかいを使ったりします。いろいろくふうをすることで、ようやく氷のつぶを見ることができるようになるのです。
(参考)アイスクリームの中を顕微鏡で観察した時の写真は、アイスクリームのメーカーや電子顕微鏡の会社のホームページなどに掲載されていることがあります。少し難しいですが、たとえば以下のサイトなどを参考にしてください。
https://www.icecream.or.jp/iceworld/qa/07.html
https://www.jeol.co.jp/solutions/applications/nano/details/20251202.html
(回答掲載日:2026年8月8日)
氷その他の現象 #アイスクリーム#氷の不思議
Q&Aは検索ができます。 検索は「キーワード」「カテゴリー」「タグ」の3つの方法があります。
キーワードを入力して検索してください。
カテゴリーを選ぶとそのカテゴリーの中からキーワードと一致するQ&Aを探すことができます。
気になるタグを選んでください。
そのタグに当てはまるQ&Aを探すことができます。
